取材場所:ATEX本社展示ルーム  担当:AAD 西川  

 本社展示ルームには、ハイブレックシリーズ製品と電動車いすの製品が並んでいる。
その中で、これまでにないプロポーションの電動車いすを発見!

 製品名は「マイピア・スマート」。
 (型番 BT4GBT4R
 
WEB広告担当の弊社は、早速取材を申し入れ、製品をレビューすることにした。
キャッチコピーは「市街地の脚として活躍するスマート仕様」

市街地の狭い歩道やマンションの廊下、エレベーター、ショッピングセンターなどでも気軽に移動できる、まさに「都会派の電動車いす」といった感じ。ビビッドなグリーンとレッドは年配の方にも若々しい印象を与え、外に出掛ける楽しみを運んでくれそうだ。
工夫されているのは、充電する際のプラグが、リア部からハンドルポストに変わった点。これまでのように低い位置からプラグを取り出さなくても、立ったままでプラグを引き出せるように改良されている。

また、お買い物に便利なフロントバスケットの他、音声案内による「お助けボイス」機能も標準装備。

 BT4とBT40を2台並べてもらい、上から撮影してみた。

←左の画像が上から撮影したBT4 マイピア・スマート(左)と BT40 マイピア4輪タイプ(右)。全幅で100mm、全長で105mmコンパクトになっている。

また、最小回転半径を比較すると、BT4は1,250mm、BT40は1,460mm(機体最外側)。BT40と比べると若干バッテリーの容量は小さくなるが、回転半径の差を比較すると、210mm小さくなっている。

よりゆったりと安定感抜群のBT40を選択するもよし。街中などでの用途を考えて、スリム化されたBT4を選択するもよし。



マイピア・スマート BT4Gマイピア・スマート BT4Rの製品案内はコチラから

 商品開発に至る経緯や苦労話など、営業部特販業務グループの泉課長からお聞きした。

【Q】開発コンセプトは?

 時代の流れと共に、都会や狭い市街地での用途を考え、よりコンパクトに、また、よりオシャレでスマートな商品を提供しようということです。

【Q】苦労した点って何ですか?

 商品のプロポーションや色使いにも苦労しましたが、なんといっても、コンパクトにしたがゆえに操作性や使い勝手が悪くなっては意味が無い。それら全てを満たさなければならなかったことです。
 
 これまでの開発、技術による経験値が、今回の「マイピア・スマート」を生んだという訳だ。

取材を終え、時代と共に日々進歩するアテックスの「開発魂」と、電動車いすという商品に明るい未来を感じた一日であった。