研究開発部
新製品の設計開発
研究開発部では、弊社の製品を一から設計開発します。
初めに、市場の動向や要望から、どういった機械が求められているのか調査し、企画をします。
次に機械全体の設計を行い、試作図面を作成します。
三次元CADを使用した設計開発のようす
試験・出図
図面が出来上がったら試作機を製作し、実際に動かしてテストを何度も繰り返します。
試験が通ったら出図を行います。
開発テスト用スロープ場
購買管理部
部品の発注
研究開発部が作成した図面から、国内外で協力会社を探します。品質・コスト・納期等を見極め、高品質で低価格の部品を調達します。
研究開発部の企画段階から、量産開始後も一貫して原価管理を行っており、各部品のコストダウンにも取り組んでいます。
生産管理システムを使用した在庫管理
部品の供給
倉庫での在庫管理、製造部への部品の供給など、購入品の物流も担当しています。
数万点に及ぶ部品の適正管理・供給
製造部
溶接
ロボット溶接・手付溶接・スポット溶接があります。
ロボットは9台あり、自動で溶接作業を行います。
スポット溶接は、鉄板を重ねて電極で挟んで電流を流す事で溶接します。外観が重要な部品の溶接をします。
ロボットによる溶接
プレス加工
プレス加工は加工機の中にプレス金型をセットして、その後部品を置いてプレスすることで成型されます。
手を挟む危険性があるため加工機の前後には光線センサが取り付けられており、遮っている時はプレスしない仕組みになっています。
また、同じように金型をセットして角度等必要なデータを入力した後、ペダルを踏んで折り曲げ加工を行うプレスブレーキ加工もあります。
プレスブレーキを用いた加工
機械加工
機械加工は第2工場で実施しております。ケース・シャフト類・ギア類を加工しています。シャフト類はNC旋盤や研削盤を使用して加工します。
NC旋盤は数値制御装置を取り付けた旋盤で、回転速度や刃物台の移動距離、送りの速度を数値で指示して加工できる設備です。
塗装
1機種に必要な部品をハンガー(部品をかける枠)にセットします。
塗装コンベアにハンガーをセットし、1周する間に塗装を行います。
1周するのに約2時間半かかります。
塗装コンベアに流れる部品
組立
全部で5ラインあり、現在234種類の型式の機械がラインに流れます。
多品種の機械がラインに流れますので組立作業手順書を確認しながら、1つ1つの手順に細心の注意を払って作業します。
乗用草刈機の組立
検査
組立てた製品は、品質を保証するため完成検査員が検査を行います。
検査員はラインに1名ずつおり黄色い帽子をかぶっております。製品にキズはついていないか・動作不良は起きていないかなど様々な項目を検査します。
検査済みの製品は梱包され出荷されます。
営業本部・貿易部
展示会への出展
営業本部は国内にある5拠点の支店及び営業所より、全国の販売会社に販売促進を行います。
展示会では、販売会社が主催する展示会に参加し、メーカーとして製品の説明を行います。
お客様に運搬車の製品説明を行っているようす
実演会
実演会では、カタログなどでは分からない性能を実際に製品を使って体験していただきます。
また、販売だけでなく製品の改良要望等を研究開発部にフィードバックして、新商品の開発に活かしております。
実演会では実際に製品を操作する
新規取引国の開拓
貿易部は愛媛県の本社から世界の販売会社に販売促進を行います。
また、新規取引国を開拓する為、世界中の展示会を視察し、自社製品のプレゼンテーションや機械のデモンストレーションを行います。
海外での商談のようす
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